極小(読み)キョクショウ

デジタル大辞泉 「極小」の意味・読み・例文・類語

きょく‐しょう〔‐セウ〕【極小】

[名・形動]
きわめて小さいこと。また、そのさま。「極小粒子」⇔極大
関数fx)がxaにおいて減少から増加状態に変わるとき、関数fx)はxaで極小であるという。このときのfa)を極小値という。→極大
[類語]最小過小

ごく‐しょう〔‐セウ〕【極小】

[名・形動]きわめて小さいこと。また、そのさま。きょくしょう。「極小未熟児」

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精選版 日本国語大辞典 「極小」の意味・読み・例文・類語

ごく‐しょう‥セウ【極小】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) きわめて小さいこと。また、そのさま。きょくしょう。
    1. [初出の実例]「極小をしらざるのみにあらず、極大をもまたしらざるなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)発菩提心)
    2. 「Gocuxô(ゴクショウ)、または、gocuxôna(ゴクショウナ)」(出典日葡辞書(1603‐04))

きょく‐しょう‥セウ【極小】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. きわめて小さいこと。また、そのさま。ごくしょう。〔工学字彙(1886)〕
  3. 関数の局所的性質一つ。関数 f(x) のaにおける値 f(a) が、aのある近傍における他のどの値よりも小さいならば、f(x) はaで極小になるという。

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改訂新版 世界大百科事典 「極小」の意味・わかりやすい解説

極小 (きょくしょう)

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普及版 字通 「極小」の読み・字形・画数・意味

【極小】きよくしよう

極微

字通「極」の項目を見る

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「極小」の意味・わかりやすい解説

極小
きょくしょう

極値

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世界大百科事典(旧版)内の極小の言及

【微分】より

…したがってまた,ある区間で導関数の等しい二つの関数の差はその区間で定数である。 微分係数は関数の極大,極小を求めるのに用いられる。xaにおいて関数fが極大であるとは,aのある近傍でfが定義されていて,かつその近傍の中のすべてのxに対してf(x)≦f(a)が成り立つことである。…

※「極小」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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