極楽蜻蛉(読み)ゴクラクトンボ

デジタル大辞泉 「極楽蜻蛉」の意味・読み・例文・類語

ごくらく‐とんぼ【極楽蜻蛉】

楽天的でのんきそうな者をあざけったりからかったりしていう語。
[補説]書名別項。→ごくらくとんぼ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「極楽蜻蛉」の意味・読み・例文・類語

ごくらく‐とんぼ【極楽蜻蛉】

〘名〙 (「とんぼ」は、気楽で何もしない人の意)
① いつまでも親の保護を受けている、だらしない息子
※南水漫遊拾遺(1820頃)四「極楽とんぼ 親がかり小息子
② 職を持たないでぶらぶら遊び暮らしている者。うわついた、のらくら者などをののしりあざけっていう語。気楽者。
滑稽本・大千世界楽屋探(1817)口絵「わっちらア、むえんほうけへのごくらくとんぼで、三げへばんれへのあまされもんだから」

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