極線(読み)キョクセン

デジタル大辞泉 「極線」の意味・読み・例文・類語

きょく‐せん【極線】

一点から二次曲線に弦を無数に引いたとき、弦の両端における2本の接線交点を結んでできる直線

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「極線」の意味・読み・例文・類語

きょく‐せん【極線】

〘名〙
① 一つの二次曲線を媒介として、ある点とある関係にある直線のその点に対する称。二次曲線rと点Pがあたえられたとき、Pを通る直線とrとの交わりをA、Bとすれば、A、B、P、Qが調和点列をなすようなQは一直線l上にある。このlをPのrに関する極線と呼ぶ。また、Pをlの極という。極直線。
② 南極線と北極線。
※地理初歩(1873)〈文部省編〉四「極線と南北極の間は、気候極て寒きゆゑに、此所を、寒帯の地と云ふ」

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