楷書体(読み)カイショタイ

デジタル大辞泉 「楷書体」の意味・読み・例文・類語

かいしょ‐たい【楷書体】

楷書」に同じ。特に活字書体についていう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の楷書体の言及

【レタリング】より

…漢字を例にとれば,隷書体は秦代(前221‐前207)に生まれたが,製紙術発明以前で竹片(竹簡)や木の札(木簡)に硬い筆毛で書いたため,文字の最後の,筆毛がはねる形が波形になり,これが隷書体の特徴になった。楷書体は製紙術が発明されたことに応じて確立され,筆毛もやわらかくなり,線の強弱が表現しやすくなった。宋代には現在通行する篆(てん),隷,楷,行,草の5書体がそろっている。…

※「楷書体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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