榎木坂通(読み)えのきざかどおり

日本歴史地名大系 「榎木坂通」の解説

榎木坂通
えのきざかどおり

中ノ丁通の北約三〇間、第四番目の小路が急坂の榎木坂を下り、明治期に榎木坂通と称した。南側には間口三、四間の十挺八番組外様御鉄炮組衆屋敷一三が並ぶ。北側は寛文頃には金峰山町通に知行取屋敷が配置されているため小路中ほどから西に八、北に入る袋小路に五、坂を下った麓に八の鉄炮衆屋敷があり、十挺壱番外様御鉄炮組と三十挺壱番外様御鉄炮組衆である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android