榛摺(読み)はりすり

精選版 日本国語大辞典 「榛摺」の意味・読み・例文・類語

はり‐すり【榛摺】

〘名〙 模様を陽刻した型木に榛木(はんのき)果実から採った染料をつけて麻布の上に押捺したもの。はにすり。はじすり。榛木染(はりのきぞめ)
書紀(720)天武・朱鳥元年正月(北野本訓)「蓁揩(ハリスリ)の御衣三具(よそひ)

はん‐ずり【榛摺】

〘名〙 「はりすり(榛摺)」の変化した語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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