槍持奴(読み)やりもちやっこ

精選版 日本国語大辞典 「槍持奴」の意味・読み・例文・類語

やりもち‐やっこ【槍持奴】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 槍持をする奴。
    1. [初出の実例]「供先打わる槌のこの、鑓持やっこがいとびんも、はりのけつきのけわってのる」(出典:浄瑠璃・曾我扇八景(1711頃)上)
  3. 槍持人形を売り歩く物売
    1. [初出の実例]「鎗持奴、ちょぼ市はりまの守様御通り」(出典:随筆・続飛鳥川(19C中))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android