様好し(読み)サマヨシ

デジタル大辞泉 「様好し」の意味・読み・例文・類語

さま‐よ・し【様好し】

[形ク]みめかたちが美しい。見た目がよい。
「涙のこぼるるさまぞ、―・き人もなかりける」〈堤・逢坂越えぬ権中納言

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「様好し」の意味・読み・例文・類語

さま‐よ・し【様好】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 姿、形が美しい。体裁がよい。他から見た目がよい。
    1. [初出の実例]「猶むかしより、さまよくおきたるこそよけれ」(出典:能因本枕(10C終)三〇三)

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