樋口和堂(読み)ひぐち わどう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「樋口和堂」の解説

樋口和堂 ひぐち-わどう

1835-1898 明治時代の漢学者
天保(てんぽう)6年3月1日生まれ。樋口銅牛伯父筑後(ちくご)(福岡県)久留米藩の儒者高橋素平,江戸安井息軒(そっけん)にまなぶ。国学,兵学もおさめる。明治2年藩校明善堂助教。のち私塾をひらいた。明治31年5月3日死去。64歳。筑後出身。名は真幸別号に呉竹庵。著作に「後征西将軍宮考証」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android