樋口石見守(読み)ひぐち いわみのかみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「樋口石見守」の解説

樋口石見守 ひぐち-いわみのかみ

?-? 戦国-織豊時代の能役者大鼓(おおつづみ)方。
樋口流大鼓の祖。近江(おうみ)(滋賀県)の郷士で,豊臣秀吉の近習頭となる。観世信光(かんぜ-のぶみつ)に大鼓をまなぶ。秀吉朝鮮出兵(1592-98)にしたがい,陣中で死去。技を石井庄左衛門につたえた。姓は「ひのぐち」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android