樋放(読み)ひはなち

精選版 日本国語大辞典 「樋放」の意味・読み・例文・類語

ひ‐はなち【樋放】

  1. 〘 名詞 〙 令制前における天つ罪一つ。木で作った水の通路(灌漑用水路)を壊して、水を流してしまうこと。
    1. [初出の実例]「天都罪と所治し罪は、敷蒔、畔放、溝埋、樋放、串刺」(出典:皇太神宮儀式帳(804))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android