樋爪俊衡(読み)ひづめ としひら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「樋爪俊衡」の解説

樋爪俊衡 ひづめ-としひら

?-? 平安後期-鎌倉時代の武将
藤原清衡の孫。藤原清綱の子。陸奥(むつ)斯波(しわ)郡(岩手県)樋爪(比爪)に館をもつ奥州藤原氏の一族文治(ぶんじ)5年(1189)の源頼朝の奥州攻めで館に火をつけてにげたが,まもなく幕府軍に投降。ゆるされて頼朝から領地をみとめられた。通称は太郎。姓は比爪,火爪ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android