標本抽出法(読み)ひょうほんちゅうしゅつほう

世界大百科事典(旧版)内の標本抽出法の言及

【数理統計学】より

…相関係数に対するρ=0の検定は,標本から得られる相関係数,を用いて,が自由度n-2のt分布に従うことを利用して,これまでと同様な考えで行うことができる。
[標本抽出法]
 これまで述べてきた推定論,検定論は,いずれも母集団の分布をその分布とする独立確率変数列とみなしうる標本がえられたとして議論を進めてきた。これらの理論を実際問題に応用しようとするとき,そのような理想的な標本が得られるようなくふうが必要である。…

【抽出法】より

…サンプリングともいう。統計調査の対象となる集団からその構成要素の一部分(標本)をとりだして調査に付すいわゆる標本調査において,標本のとり方を抽出法(あるいは標本抽出法)という。抽出法にはいろいろな技法があるが,各構成要素を標本にするか否かを一定の確率法則に従う手段で決める方法を無作為抽出法(あるいは任意抽出法),確率的には決めない方法を有意抽出法(あるいは有意選択法)という。…

※「標本抽出法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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