改訂新版 世界大百科事典 「権利のための闘争」の意味・わかりやすい解説
権利のための闘争 (けんりのためのとうそう)
Der Kampf ums Recht
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
ドイツの法学者イェーリングの著書。講演を一般読者向けに補訂し出版(1891)したもので、人間にとって法とは何かを、著者独自の史観により、文学的で雄勁(ゆうけい)な筆致で説いている。「法の目標は平和であり、それに達する手段は闘争である」という有名なことばをもって始まり、他人から権利侵害や権利圧迫を受けたとき抗議闘争をするのは、単なる損害の回復ではなく、人格の回復である。さらに、このような権利のための闘争は、国家社会の法の制定に役だつのだから、各人の社会に対する義務である、とする。優れた法学入門書として、いまなお広く世界的に読まれている。
[小林孝輔]
『小林孝輔・広沢民生訳『権利のための闘争』(1978・日本評論社)』
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新