権藤幸助(読み)ごんどう こうすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「権藤幸助」の解説

権藤幸助 ごんどう-こうすけ

1832-1866 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
天保(てんぽう)3年8月生まれ。筑前(ちくぜん)(福岡県)博多商人福岡藩尊攘派と行動をともにする。慶応元年藩内の尊王派弾圧事件(乙丑(いっちゅう)の獄)の際,長州へのがれる。高杉晋作のもとで,藤四郎らと姫島配流中の野村望東(ぼうとう)を救出するなど活躍。第2次幕長戦争では井上馨(かおる)の指揮下でたたかう。慶応2年10月29日,下関病死。35歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android