権頭(読み)ごんとう

精選版 日本国語大辞典 「権頭」の意味・読み・例文・類語

ごん‐とう【権頭】

〘名〙 室町幕府五方引付頭人(とうにん)一つで、正頭(しょうとう)の下の地位、職。足利氏一族である正頭に対し、鎌倉以来の名家である摂津二階堂伊勢波多野、加賀氏などがそれにあたる。〔常照愚草(1521頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android