横峯遺跡(読み)よこみねいせき

日本歴史地名大系 「横峯遺跡」の解説

横峯遺跡
よこみねいせき

[現在地名]南種子町島間

島間しままの西海岸から約二キロの内陸部、標高約一二〇メートルの台地上に位置する。AT層(約二万二千年前)下位から礫群二基が検出され、この礫群は放射性炭素年代測定で、三万年以前の年代が与えられている。旧石器時代の礫群としては日本最古のもので、旧石器も二点出土。アカホヤ層(約六千三〇〇年前)の下位からは縄文時代早期の集石遺構が五基検出され、早期の土器では石坂式系統の土器群、轟I式・塞ノ神式・苦浜式などが出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android