横浜(町)(読み)よこはま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「横浜(町)」の意味・わかりやすい解説

横浜(町)
よこはま

青森県東部、上北郡(かみきたぐん)の町。下北半島(しもきたはんとう)の中央付近から基部にかけて広がり、西部陸奥湾(むつわん)に面する。1958年(昭和33)町制施行。JR大湊(おおみなと)線、国道279号が通じる。産業の主体農業であるが、気温が低く、年間を通じて潮を含む南西の風が吹くため生産性は低い。ナノハナの作付面積は本州一で5月中旬に菜の花フェスティバルが行われる。1955年から乳牛を、1967年から肉牛を導入して畜産に力を入れている。ホタテガイ養殖が盛ん。面積126.38平方キロメートル、人口4229(2020)。

横山 弘]

『『横浜町誌』全4巻(1978~1980・横浜町)』


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