樹冠火(読み)ジュカンカ

デジタル大辞泉 「樹冠火」の意味・読み・例文・類語

じゅかん‐か〔ジユクワンクワ〕【樹冠火】

森林火災の一。樹冠が燃え、樹木全体が炎に包まれるもの。スギヒノキアカマツなどの針葉樹で起こりやすく、広葉樹林ではあまりみられない。炎の高さは20~30メートルに達し、勢いも強い。風によって飛び火し、延焼が拡大することもしばしばみられる。消火は非常に困難で、被害も甚大になる。地表火から広がることが多い。→樹幹火

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む