橋本院(読み)はしもといん

日本歴史地名大系 「橋本院」の解説

橋本院
はしもといん

[現在地名]御所市高天

高天たかまだににある。宝宥山と号し、高野山真言宗。本尊十一面観音。元禄九年(一六九六)の「宝宥山高天寺橋本院縁起」に橋本院は高天寺の後身で、延宝五年(一六七七)住僧の頼勇が、高天寺本堂の十一面観音・大威徳明王の両像ならびに同寺遍照へんしよう院の礎石を北方天満てんま池の神地に移し、橋の傍らにあったので橋本院の称を用いたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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