機事・幾事(読み)きじ

精選版 日本国語大辞典 「機事・幾事」の意味・読み・例文・類語

き‐じ【機事・幾事】

〘名〙
① 巧妙な行為。また、物事をたくらむこと。
※中華若木詩抄(1520頃)下「人なんどを、上をばいかにもけっこうで、底には朝暮しをとさんとたくむを、機心機事と云ぞ」 〔荘子天地
機密のこと。秘密事。
空華日用工夫略集‐永徳元年(1381)一〇月五日「属以関東機事」 〔易経‐繋辞上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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