材料は有用な機能(はたらき)をもっているので、すべての材料は機能材料といえるが、通常、各種装置、製品の構造要素を支える力学的な機能をもつ構造材料を除外して、電気、磁気、光、熱などの物理量が関係する材料群を対象にしている。その背景には、科学、工業の発展にとって、とくに注目しなければならない材料であるとの意味が含まれている。したがって、構造材料であっても、高温、高圧、高速など特殊な条件下で使用する材料をも機能材料として含める場合も多く、その定義はかならずしも明確ではない。
機能材料を用途別に示せば、半導体、超電導体、セラミック材料などの電気関連材料、磁性材料、発光ダイオード、光ファイバーなどの光関連材料、太陽電池、核燃料などエネルギー関連材料、超硬合金、形状記憶合金、セラミックスなどの機械関連材料、防振・楽器用などの音・振動関連材料、電池、触媒などの化学関連材料、歯科用、人工骨など医療関連材料などである。
[本間基文]
自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...
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