檀那あしらい・旦那あしらい(読み)だんなあしらい

精選版 日本国語大辞典 の解説

だんな‐あしらい ‥あしらひ【檀那あしらい・旦那あしらい】

〘名〙
僧侶檀家に対する時のあしらい方。
※虎寛本狂言・惣八(室町末‐近世初)「出家と申す者は、旦那会釈(だんなあしらひ)のと申て、事六つケしい物で御ざるに依て」
主人のように尊敬して、丁重にあしらうこと。
人情本・英対暖語(1838)初「雨に降こめられて旦那あしらひをされちゃア、迷惑だ。其様な気がねをしなさんな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android