デジタル大辞泉
「櫛の歯が欠けたよう」の意味・読み・例文・類語
櫛の歯が欠けたよう
切れ目なく続くべきもの、そろって並んでいるはずのものが、ところどころ欠けているさま。「次々に客が座席を立ち、会場は櫛の歯が欠けたようになる」
[補説]「櫛の歯が抜けたよう」とするのは誤り。
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精選版 日本国語大辞典
「櫛の歯が欠けたよう」の意味・読み・例文・類語
くし【櫛】 の 歯(は)が欠(か)けたよう
絶え間なく続くはずのものが、ところどころ抜けているさまにいう。
※
記念碑(1955)〈
堀田善衛〉「店々は
見栄も
外聞もなく戸をしめていた。櫛の歯の欠けたような、さびしさだった」
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