欠漏・闕漏(読み)けつろう

精選版 日本国語大辞典 「欠漏・闕漏」の意味・読み・例文・類語

けつ‐ろう【欠漏・闕漏】

〘名〙 入れるはずのものがもれること。また、そのもれたもの。不足な点。おち。けつろ。
※鹿苑日録‐永正元年(1504)四月二〇日「又補苴処々缺漏、亦求者壱貫文、命聴叫之、出紙三束、命行者障子矣」
読史余論(1712)二「世遠く人亡て、史策の載る所、自ら闕漏ありけむも知るべからず」 〔諸葛亮出師表

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