次第長者(読み)シダイチョウジャ

デジタル大辞泉 「次第長者」の意味・読み・例文・類語

しだい‐ちょうじゃ〔‐チヤウジヤ〕【次第長者】

次第次第に金持ちになった人。次第分限ぶんげん
西国に並びなき―となりて」〈浮・永代蔵・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「次第長者」の意味・読み・例文・類語

しだい‐ちょうじゃ‥チャウジャ【次第長者】

  1. 〘 名詞 〙しだいぶんげん(次第分限)
    1. [初出の実例]「毎年徳を得て、人しらぬ金銀溜り〈略〉西国にならびなき次第長者(シダイチャウジャ)となりて」(出典:浮世草子日本永代蔵(1688)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android