デジタル大辞泉 「欺罔」の意味・読み・例文・類語
き‐もう〔‐マウ〕【▽欺×罔】
1 人をあざむき、だますこと。
「俗に―さるるを一盃を喰うと曰う」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
2 法律上、詐欺の目的で人をだまして錯誤に陥らせること。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…古くは,他人を欺く犯罪として,偽造,偽証等とひとまとめにされていたが,商業取引の発達とともに独立化されたのである。詐欺罪は,人に対して欺罔手段を用い,相手方を錯誤におとしいれて,その者自身に財物・利益を交付(処分行為)させて,これを取得するものである。人をだまして金品を得たり,債務の支払を免れたりする行為がその例である。…
※「欺罔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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