款接(読み)かんせつ

精選版 日本国語大辞典 「款接」の意味・読み・例文・類語

かん‐せつ クヮン‥【款接】

〘名〙 親切にもてなすこと。歓待
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉六「遠方より来訪するものを款接せんとて」 〔南史‐張融伝〕

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普及版 字通 「款接」の読み・字形・画数・意味

【款接】かん(くわん)せつ

心からもてなす。款待。〔南史、張融伝〕高素(もと)より融を愛して大尉と爲し、時に融と款接す。融を見て常に笑ひて曰く、此の人、一無(なか)るべからず。二るべからずと。

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