歌と読み(読み)ウタトヨミ

デジタル大辞泉 「歌と読み」の意味・読み・例文・類語

うた

カルタ歌ガルタ読みガルタがあるように、物事には表と裏、得と失、よいものと悪いものがあることのたとえ。
利害得失を計算して得になるようにすること。勘定ずく。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「歌と読み」の意味・読み・例文・類語

うた【歌】 と 読(よ)

① (カルタに「歌ガルタ」と「読みガルタ」とがあるように) 物事には表・裏、得・失、長所短所があること。読みと歌。
浮世草子男色大鑑(1687)一「甲斐なき身も歌と読とあって」
② 転じて、損得を考えて有利なほうにつくこと。勘定ずく。
滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)六「喧𠵅(けんか)やめるもうたとよみ」

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