歌の家(読み)ウタノイエ

デジタル大辞泉 「歌の家」の意味・読み・例文・類語

うた‐の‐いえ〔‐いへ〕【歌の家】

鎌倉時代以降、代々歌道を伝え、指導者役割を果たした家柄藤原俊成定家血筋にあたる二条家京極家冷泉れいぜい家など。

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精選版 日本国語大辞典 「歌の家」の意味・読み・例文・類語

うた【歌】 の 家(いえ)

  1. 代々歌人や歌学者を生み、歌道の伝統を受け継ぎ伝え、歌界の指導的役割を果たした家柄。鎌倉以後、藤原俊成・定家・為家の御子左家(みこひだりけ)子孫師範家となった為氏の二条家、為教の京極家、為相の冷泉家などをいう。うたどころ。
    1. [初出の実例]「歌の道も歌の家より失せむ事、力なき事にて侍り」(出典:野守鏡(1295)上)

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