歌川国花女(読み)うたがわ くにかめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「歌川国花女」の解説

歌川国花女 うたがわ-くにかめ

1810-1871 江戸時代後期の浮世絵師
文化7年生まれ。初代歌川豊国の娘。7歳のとき,父の門下で歌川国広の画名をもつ伊勢(いせ)(三重県)亀山藩主に絵の具ときの名目でつかえる。非凡の画才といわれたが,17歳でとついだのちは絵筆をとることはなかった。明治4年2月18日死去。62歳。江戸出身。名はきん,小金。別号に一鳥斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android