歌題目(読み)ウタダイモク

デジタル大辞泉 「歌題目」の意味・読み・例文・類語

うた‐だいもく【歌題目】

日蓮宗で、法要説教のとき、信者たちが太鼓かね・鼓などに合わせ、節をつけて題目和讃わさんを歌うこと。

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精選版 日本国語大辞典 「歌題目」の意味・読み・例文・類語

うた‐だいもく【歌題目】

  1. 〘 名詞 〙 日蓮宗で、法要、説法のとき、太鼓、鉦鼓(しょうこ)に合わせて題目や和讚(わさん)を歌うこと。はじめは題目だけであったが、法華和讚、宗祖和讚、鬼子母神和讚などを交え、追悼のときにも歌い、また踊るようにもなった。
    1. [初出の実例]「そちの宗旨の有難がる哥題目(ダイモク)節付(ふしつけ)で」(出典:浄瑠璃・源頼家源実朝鎌倉三代記(1781)八)

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