正信念仏偈(読み)ショウシンネンブツゲ

デジタル大辞泉 「正信念仏偈」の意味・読み・例文・類語

しょうしんねんぶつ‐げ〔シヤウシンネンブツ‐〕【正信念仏×偈】

正信偈しょうしんげ」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「正信念仏偈」の意味・読み・例文・類語

しょうしんねんぶつげシャウシン‥【正信念仏偈】

  1. 親鸞の「教行信証」の行巻末尾にある偈頌(げじゅ)。七言一二〇句から成り、彌陀本願と救い、釈迦出世の本懐などを説き、浄土真宗七祖の教えを述べたもの。真宗で、和讚とともに仏前で読むもの。本願念仏を信じ、浄土教の高僧たちの教説を信ずるところに絶対の世界が開かれることをうたいあげる。正信偈

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世界大百科事典(旧版)内の正信念仏偈の言及

【正信偈】より

…真宗の宗祖親鸞の撰述。正しくは〈正信念仏偈〉という。親鸞の著した《教行信証》行巻の末尾に収録され,七言百二十句より成る。…

※「正信念仏偈」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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