正徳新例(読み)ショウトクシンレイ

デジタル大辞泉 「正徳新例」の意味・読み・例文・類語

しょうとく‐しんれい〔シヤウトク‐〕【正徳新例】

江戸幕府による長崎貿易制限のための諸規定の総称。正徳5年(1715)発令。金・銀・銅の海外流出と密貿易防止のため、船数・貿易額を制限したもの。海舶互市新例長崎新例

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「正徳新例」の意味・読み・例文・類語

しょうとく‐しんれいシャウトク‥【正徳新例】

  1. 〘 名詞 〙 江戸中期、長崎貿易の制限諸規定。新井白石進言により出された二三項目の貿易制度改正令、追加令で、輸入超過をおさえたもの。正徳五年(一七一五)より文政年間(一八一八‐三〇)まで施行された。海舶互市新例ともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「正徳新例」の意味・わかりやすい解説

正徳新例
しょうとくしんれい

海舶互市新例

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android