正規曲線（読み）セイキキョクセン（その他表記）normal curve

デジタル大辞泉

せいき‐きょくせん【正規曲線】

数学で、正規分布を表す曲線。左右対称の鐘形になる。ガウス曲線。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

せいき‐きょくせん【正規曲線】

1. 〘 名詞 〙 正規分布を表わす曲線。ベルの形をしたもので、各種観測誤差の分布がこの曲線に極めて近いことが知られている。ガウス曲線。ベル形曲線。誤差曲線。

出典　精選版 日本国語大辞典

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

正規曲線
せいききょくせん
normal curve

正規分布を示す曲線で，正規分布曲線，誤差曲線，ガウス曲線ともいう。正規分布 N(μ，σ²) において平均 μ および分散 σ² がわかれば確率密度関数 f(x) は図 (1) のような1つの曲線として描かれる。この曲線を正規曲線という。正規曲線は，直線 x＝μ に関して左右対称で μ－σ および μ＋σ で変曲点を有し，x 軸が漸近線となる。平均0，分散1の正規分布 N(0，1) すなわち f(z) の場合は図 (2) のような曲線となる。これを標準正規曲線あるいは単位正規曲線という。 z 軸上の点 z₁ における曲線の高さは確率変数 z＝z₁ のときの確率密度 f(z₁) を表わし，斜線の部分の面積は確率変数 z が0から z₁ までの値をとる確率を表わす。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

栄養・生化学辞典

正規曲線

　正規分布を示す曲線．

出典　朝倉書店