此山妙在(読み)しざんみょうざい

精選版 日本国語大辞典 「此山妙在」の意味・読み・例文・類語

しざん‐みょうざい ‥メウザイ【此山妙在】

南北朝~室町時代初期の臨済宗の僧。信濃の人。中国、元から帰朝後、建仁寺円覚寺などに歴住した。詩文集「若木集」を著わす。永仁四~天授三年(一二九六‐一三七七

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「此山妙在」の解説

此山妙在 しざん-みょうざい

1296-1377 鎌倉-南北朝時代の僧。
永仁(えいにん)4年生まれ。臨済(りんざい)宗。高峰顕日(こうほう-けんにち)の印可をうけ,元(げん)(中国)にわたる。帰国後,建仁寺,天竜寺,南禅寺,円覚寺の住持となった。永和3=天授3年1月12日死去。82歳。信濃(しなの)(長野県)出身。著作に「此山和尚語録」「若木集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android