武内つなよし(読み)タケウチツナヨシ

デジタル大辞泉 「武内つなよし」の意味・読み・例文・類語

たけうち‐つなよし【武内つなよし】

[1922~1987]漫画家神奈川の生まれ。本名、綱義。少年剣士が活躍する「赤胴鈴之助」の第1回のみを描いて急死した福井英一の跡を継ぎ2回以降を執筆人気を得た。他に「少年ジェット」「コンドルキング」など。自ら「小説赤胴鈴之助」も手がける。

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20世紀日本人名事典 「武内つなよし」の解説

武内 つなよし
タケウチ ツナヨシ

昭和期の漫画家



生年
大正15(1926)年2月26日

没年
昭和63(1988)年4月17日

出生地
神奈川県横浜市

本名
武内 綱義

学歴〔年〕
太平洋美術学校卒

経歴
昭和20年、外地から復員後、福島での生活を経て、東京で紙芝居を描く。27年「燃えない紙」で漫画界にデビュー、「太陽少年」「痛快ブック」などを活躍の場とする。29年に故・福井英一の後を継いで描いた「赤胴鈴之助」が全国で大ブームを起こし、ラジオ、映画、テレビ化されるなど一世を風靡した。他の代表作に「少年ジェット」「山彦小太郎」「ひよどり天兵」「コンドルキング」「東京パトロール」など。30年代の少年月刊誌を代表する1人だったが、その後は一線を退き、劇画「青年赤銅鈴之助」、小説「赤銅鈴之助」を発表した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武内つなよし」の解説

武内つなよし たけうち-つなよし

1922-1987 昭和時代後期の漫画家。
大正11年2月26日生まれ。昭和26年「探偵王」掲載の「燃えない紙」でデビュー。29年福井英一の急死で「少年画報」連載の「赤胴鈴之助」を第2回めからひきつぎ大ヒットさせた。昭和62年4月17日死去。65歳。神奈川県出身。太平洋美術学校卒。本名は綱義。作品ほかに「少年ジェット」「コンドルキング」など。

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367日誕生日大事典 「武内つなよし」の解説

武内 つなよし (たけうち つなよし)

生年月日:1926年2月26日
昭和時代の漫画家
1988年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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