武散官(読み)ぶさんかん

世界大百科事典(旧版)内の武散官の言及

【将軍】より

…やがて将軍の格により,使持節,持節,仮節の3種に分かれ,権限に差をつけた。通常の将軍号はしだいに増加し,南朝梁の武帝にいたって125の将軍号を定めこれを24班に分類整理したので,従来の将軍号は明らかに格付けされ,唐代の武散官につながる。唐では左・右衛以下各衛の指揮官たる大将軍,将軍など実職の将軍号とは別に従一品驃騎大将軍以下,従五品下遊撃将軍までの武散官の将軍号があった。…

※「武散官」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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