武部・建部・健部(読み)たけるべ

精選版 日本国語大辞典 「武部・建部・健部」の意味・読み・例文・類語

たける‐べ【武部・建部・健部】

〘名〙 令制前の軍事的部民(べみん)一つ日本武尊(やまとたけるのみこと)の名を伝えるために設けられた名代(なしろ)として伝承する。出雲国建部郷があり、景行天皇が日本武尊の名代としたことが出雲国風土記に見える。
書紀(720)景行四〇年是歳(熱田本訓)「因りて功名(みな)を録(つた)へんとして、即ち武部(タケルヘ)定む

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