歩靫(読み)かちゆぎ

精選版 日本国語大辞典 「歩靫」の意味・読み・例文・類語

かち‐ゆぎ【歩靫】

〘名〙 (古くは「かちゆき」) 歩弓(かちゆみ)が、矢を盛って背に負うための道具。歩弓に用いる靫(ゆぎ)
書紀(720)神武即位前戊午年一二月(熱田本訓)「長髄彦、即ち、饒速日命の天羽羽矢一隻(ひとは)及び歩靫(カチユキ)を取りて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「歩靫」の読み・字形・画数・意味

【歩靫】ほさ

歩叉

字通「歩」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android