歯車伝動装置(読み)はぐるまでんどうそうち

日本大百科全書(ニッポニカ) 「歯車伝動装置」の意味・わかりやすい解説

歯車伝動装置
はぐるまでんどうそうち

歯車により動力を伝える装置。かみ合う歯車の歯数を適宜選ぶことにより、回転数を任意に変えることができる。伝動効率が高く、伝動比が正確で、耐久性にも優れ、寿命長いなどの特徴があり、伝動装置変速装置として広く利用されている。歯車を数枚組み合わせることにより二軸間の回転速度を変えながら動力の伝達が行える。自動車動力伝達装置として使用されているトランスミッションは歯車伝動装置の代表例である。

[中山秀太郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android