歯齦(読み)シギン

精選版 日本国語大辞典 「歯齦」の意味・読み・例文・類語

し‐ぎん【歯齦】

  1. 〘 名詞 〙 歯ぐき。歯肉。
    1. [初出の実例]「歯齦(〈注〉ハグキ)蝕爛類案」(出典:医案類語(1774)三)

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改訂新版 世界大百科事典 「歯齦」の意味・わかりやすい解説

歯齦 (しぎん)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の歯齦の言及

【歯】より

…釘植の結合繊維束のあるところを歯根膜,その上に続く軟組織を歯肉という。歯肉は,かつては歯齦(しぎん)と呼ばれ,また俗に〈歯茎〉と呼ばれる,口腔粘膜が厚くじょうぶになったもので,歯頸をしっかり取り巻いていて,歯槽骨,歯根膜,セメント質とともに歯の固定に重要な役割を果たしている。これらはまた,発生からみても共通の原基に由来し,疾患の広がりにも互いに関連があるので歯周組織と呼び,疾患を歯周疾患という。…

※「歯齦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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