殆ど(読み)ホトンド

デジタル大辞泉 「殆ど」の意味・読み・例文・類語

ほとんど【×殆ど/幾ど】

《「ほとほと」の音変化》
[名]大多数大部分。「在庫の―を売りきる」
[副]
全部とはいえないが、それに近い程度に。おおかた。大部分。「病気は―治った」
もう少しのところで。すんでのことに。「―気を失うところだった」
切実であるさま。
「十に一つもおぼつかなしと案じ続くる程に、―心細くて」〈おらが春
[類語](1大部分大方大抵大半大多数絶対多数九分通り十中八九九分九厘多く総じておおむね大概全般百般万般多数数多無数あまたあまねく通じてあらかたほぼおよそおおよそ大体総体大略押しなべて/(2すんでにすんでのことすんでの所どうにかこうにかどうにかやっとようやくなんとかかろうじてからくもやっとこさ間一髪危なくあわやすれすれようやっとどうかこうかかつがつどうやらこうやらやっとの事で曲がりなりにも

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android