殊恩(読み)シュオン

デジタル大辞泉 「殊恩」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐おん【殊恩】

特別に受けた厚い恩義。格別の恩。
「―に浴して拝謝する者」〈福沢福翁百話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「殊恩」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐おん【殊恩】

  1. 〘 名詞 〙 特別に受けた厚い恩恵。
    1. [初出の実例]「朔平門衛不敢入、別有殊恩掖庭」(出典:文華秀麗集(818)上・奉拝掖庭、簡橘尚書〈小野岑守〉)
    2. [その他の文献]〔謝偃‐観舞賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「殊恩」の読み・字形・画数・意味

【殊恩】しゆおん

特別の恩。晋・潘岳〔馬督(敦)の誄(るい)〕たる天子、旌(あら)はすに殊恩を以てす。光光たる、乃ち其の門にす。~死して靈らば、庶(ねが)はくは魂を慰めよ。嗚呼(ああ)哀しい哉(かな)。

字通「殊」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android