残存種(読み)ザンソンシュ

デジタル大辞泉 「残存種」の意味・読み・例文・類語

ざんそん‐しゅ【残存種】

動植物で、かつては広く分布していたが、現在は限られた地域にのみ生存する種。植物メタセコイア動物シーラカンスなど。レリック遺存種化石が多く産出することから、「生きた化石」ともいう。

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精選版 日本国語大辞典 「残存種」の意味・読み・例文・類語

ざんぞん‐しゅ【残存種】

  1. 〘 名詞 〙ざんぞんせいぶつ(残存生物)

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世界大百科事典(旧版)内の残存種の言及

【遺存種】より

…かつては繁栄していた生物が絶滅しかかったり,あるいは地理的隔離をうけたり形態的,生理的に特殊化したことで絶滅しやすい状態におかれている生物種。残存種あるいはレリックrelic,レリクトrelictともいう。種ばかりでなく,ファウナ(動物相)やフロラ(植物相),また個体群についても用いられることがある。…

※「残存種」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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