残炎(読み)ザンエン

デジタル大辞泉 「残炎」の意味・読み・例文・類語

ざん‐えん【残炎/残×焔】

消え残っている炎。
秋になっても残る暑さ。残暑

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「残炎」の意味・読み・例文・類語

ざん‐えん【残炎】

〘名〙
① 秋になってなお残る暑さ。残暑。
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉五「秋風徐ろに吹て残炎漸く衰へ」 〔韓維詩‐湖上遇雨詩〕
火事などで、消え残った火。余炎
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「数秒時にて火勢頓に微微となり、白煙を驀起す、消防丁之を候し、管を執へて、戸内に進入し残炎を滅す」

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普及版 字通 「残炎」の読み・字形・画数・意味

【残炎】ざんえん

残暑。

字通「残」の項目を見る

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