残膏剰馥・残膏賸馥(読み)ざんこうじょうふく

精選版 日本国語大辞典 「残膏剰馥・残膏賸馥」の意味・読み・例文・類語

ざんこう‐じょうふく ザンカウ‥【残膏剰馥・残膏賸馥】

〘名〙 残されたあぶらやにおい。前人の残した風韻情致のたとえに用いる。
駿台雑話(1732)五「盛唐の詩は古をさる事遠しといへど、風景を写し人情を述るに、なほ風雅の残膏剰馥(ザンカウジョウフク)ありて」 〔新唐書‐文芸伝上・杜甫賛〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android