残虐(読み)ザンギャク

デジタル大辞泉 「残虐」の意味・読み・例文・類語

ざん‐ぎゃく【残虐/惨虐】

[名・形動]人や生き物に対してする行為のむごたらしいこと。また、そのさま。「―な行為」
[派生]ざんぎゃくさ[名]
[類語]残酷残忍苛酷暴虐陰惨悲惨凄惨惨憺さんたん無残ひどむご惨たらしい痛ましい痛痛しい見るに忍びない目も当てられない冷酷冷血血も涙もない酷薄暴戻ぼうれい凄愴せいそう惨烈酷烈戦慄惨劇猟奇猟奇的嗜虐しぎゃく嗜虐しぎゃくすさまじいグロテスク阿鼻叫喚目を背けるサディズムサディスティックサディストサドエスフェティシズムフェチフェティシスト加虐加虐性愛嗜虐症性的倒錯獣的獣性

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精選版 日本国語大辞典 「残虐」の意味・読み・例文・類語

ざん‐ぎゃく【残虐・惨虐】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 平気で人や動物を苦しめ、しいたげること。むごたらしいこと。また、そのさま。残酷。
    1. [初出の実例]「秦皇帝之惨虐、繁文酷秋荼之霜」(出典本朝麗藻(1010か)下・夏日於左監門宗次将父亭聴講令詩一首并序〈大江以言〉)
    2. 「かういうときの人間の感覚の生ぬるい不快さから惨虐な罪が生まれる」(出典:月に吠える(1917)〈萩原朔太郎〉長詩二編・雲雀の巣)
    3. [その他の文献]〔史記‐秦始皇本紀〕

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普及版 字通 「残虐」の読み・字形・画数・意味

【残虐】ざんぎやく

虐げる。

字通「残」の項目を見る

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