残高(読み)ザンダカ

デジタル大辞泉 「残高」の意味・読み・例文・類語

ざん‐だか【残高】

収支または貸借の差し引き計算をして残った金額残金
[類語]残額

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「残高」の意味・読み・例文・類語

ざん‐だか【残高】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 収支または貸借の差引勘定をして残った金額。残額。残金。〔英和商業新辞彙(1904)〕
  3. 元高歩合高との差。これを求める公式は、残高=元高×(l-歩合)

のこり‐だか【残高】

  1. 〘 名詞 〙 差し引いて残った高。ざんだか。
    1. [初出の実例]「残り高十石反は一町歩有之は」(出典地方凡例録(1794)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の残高の言及

【ストック】より

…現金保有量のように,時間を測る単位の変更によってもその大きさが変わらない変数をストックと経済学では呼ぶ。したがってストックとは,会計学,簿記において〈残高〉と呼ぶ概念と同じであり,また物理学での位置に対応する概念である。ストックに属する概念は,マクロ的な変数では国富,貨幣供給量,外貨準備高等が代表的であり,ミクロ的な変数では各企業の負債残高,資本金,棚卸資産,固定資産等の貸借対照表の項目や,家計の保有する貨幣量,預金量が代表的なものである。…

※「残高」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android