殖・増(読み)ふえる

精選版 日本国語大辞典 「殖・増」の意味・読み・例文・類語

ふ・える【殖・増】

〘自ア下一(ヤ下一)〙 ふ・ゆ 〘自ヤ下二〙 数や量が多くなる。かさが増す。また、繁殖する。〔文明本節用集(室町中)〕
※松翁道話(1814‐46)五「親芋が有るゆゑ、子芋、孫芋、曾孫芋迄段々ふえるばっかり」

ふや・す【殖・増】

〘他サ五(四)〙 ふえるようにする。多くなるようにする。〔書言字考節用集(1717)〕
※松翁道話(1814‐46)二「よい事でも、悪い事でも、ふやすが天地の御商売なれど」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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